近江おごとハーブガーデンさん訪問

豊かな循環の地へ
近江おごとハーブガーデン
@ogotoherbgarden 
📷8 私が生徒さんや講座の受講者様、ws参加者様、ハーブ栽培をこれから始めてみたい!という方へおすすめしている本があります
#あしたハーブを植えよう
この本の撮影場所にもなっている
#近江おごとハーブガーデン
@ogotoherbgarden 
へ伺ってきました。
ここは、昨年、有機JAS認証を取得されたハーブガーデンです。
ハーブを一番楽しめる5月に…と決めていたので、とても良いタイミングで訪問することができました。
この場所以外に、お近くの畑でもハーブを栽培されているとの事でした。
今回、幸運にも栽培に関わっていらっしゃるスタッフの方とたくさんお話させていただくことができました。
有機農法というと、みなさんはどんな農業をイメージされますか?
✳︎環境に優しい
✳︎農薬を使わない
こんなワードが頭に思い浮かぶ方も多いと思います。
私も、植物の勉強を始めるまでは漠然とそのようなイメージを持っていました。
もちろん、これは、間違いではありません🙆‍♀️
農薬や化学肥料、除草剤などを使用せず、環境に優しい農法ではあるのですが、今回、スタッフの方とお話させていただく中で、特に心に深く残っている事があります。
風の谷のナウシカで、ナウシカがユパ様に言ったあの台詞…
『汚れているのは土なんです!』
そう大切なのは土なんです!よい土壌は豊かな循環をつくります🤍
有機農法って、土と向き合うことなんだなと、今回改めて感じました。
こちらのハーブガーデンでは、腐葉土は、近くの雑木林に蓄積した天然の腐葉土を使用されているそうです。
長い年月を経て作られる自然完熟してできた天然の堆積腐葉土。
そして、堆肥は園内で飼育されている羊🐏🐑の糞を使われています。
羊の糞も時間を経て全くの無臭になり全てが土に還るとの事でした。
全てをその土地で循環させている有機農法。
近年、エコ、サスティナブルという横文字ワードをよく耳にしますが、
持続可能とは、まさにこういう事をいうのだろうなとお話を伺いながら感銘を受けていました。
以前、ネコのしっぽカエルの手という番組で、世界的に有名なハーバリストのベニシアさんが、
『除草剤を使った土地は10年は死んでしまう。少しの除草剤が自然の循環を壊してしまう』
というお話をされていて、当時の私にはあまりよく意味をが分かりませんでしたが、今ではこの言葉の意味がよくわかります。
害虫と言われる虫、鳥、雑草、それら全てに意味があるとおっしゃっていました。
植物の力を最大限に引き出し栽培されたハーブ達。
香りも、味もすごくしっかりしていました。
手を加えすぎることなく、自然の循環を見守り、寄り添う。
簡単なようですごく難しい。
そのお話をしてくださったスタッフ、まりたにさんのお顔がキラキラ輝いていらしたのがとても印象的でした。
先日、読み終えた
#植物はなぜ薬をつくるのか
にも書いてありましたが、植物自身がうみだす植物化学成分。
有機農法は、この力を最大限に引き出すことができるのだと感じます。
ご興味がある方は、ここの植物達の持つ、香り、色、味、ぜひ、現地へ行って堪能されてみてください。
きっと自分の中の価値観も少し変わるような気がします。
#近江おごとハーブガーデン 
#有機農法

le petit bois(プティボワ)

広島県廿日市市にある小さなプライベートアロマサロンです。完全予約制、一日2名様限定でご予約をお取りしております。 ※2019年7月プレオープン 8月オープン

0コメント

  • 1000 / 1000