吉和ルバーブ
廿日市市吉和で栽培されている宝石のような美しい野菜『ルバーブ』
エルメスの香水に使われているのは知っていたのですが、実際に目にしたことはありませんでした。
先日、吉和ここから塾というオンラインセミナーに参加し、吉和でルバーブ栽培をされているIRIE−FARMさんのプレゼンを拝見いたしました。
数量限定でジャムを作られたと伺い、早速購入することに。
原料は、ルバーブ&お砂糖という非常にシンプルなものでしたが、
味わい深く、大変美味しいジャムでした。
お砂糖がてんさい糖というのも嬉しいです♡
レモンが入っているのかな?と感じるくらい甘酸っぱく、さっぱりしていていくらでも食べることのできそうな上品なお味。
口当たりもとってもとってもまろやかなんです。そして、見てわかるほどの繊維質!
購入1週間、長女と私でほぼ無くなってしまいました。
タデ科・ダイオウ属のルバーブは、
日本では、長野県や北海道などの寒冷地が産地のようです。
ヨーロッパでは古くから食卓にもよくあがる野菜なのだそう。
ルバーブの最大の特徴は宝石のような紅色の茎(茎が緑のものもあります。紅色は希少価値が非常に高いそうです)
タンニンやアントシアニンを含む、非常に抗酸化作用の高い野菜です。
ほかにも、豊富な食物繊維、ビタミンやミネラル(特にカリウム)をたっぷり含んでいるので、健康にも美容にも良さそうですよね。
腸内環境を整えたり、免疫力をあげたり、老廃物の排泄や、美肌にも!しっかり働いてくれそうな頼もしい野菜です。
漢方薬で使われている『ダイオウ』の近縁種であることからも力強さを感じます!
広島県廿日市市は山や海をはじめとした雄大な自然と繋がる場所です。
コロナの影響もあり、ここ一年はより近いところに目が向くようになりました。
また、オンラインで気軽に参加できるセミナーが増えたことも重なり、
このような心躍る新しい出会いがたくさんあります。魅力的な植物に素敵な生産者の方々。
私がトリートメントや教室で使用する植物も、こうしてどなたかの手によって大切に育てられているということへの感謝の気持ちと敬意を忘れず、また、お近くで頑張っていらっしゃる生産者様、自分が住んでいる土地の素晴らしい植物を伝え、繋げていきたいと強く思いました。
『植物は自分で動くことが出来ないから人を動かす』のだと教えてくださいました。
虫や鳥だけでなく、私たち人間も思わず引き寄せられる美しい紅色を見て、その言葉を思い返しました。
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